7月も下旬に差し掛かり、まだ不安定な天気は続きます。
とはいえ今日は雨だと思ったら、池袋近辺では全く降らず昨日に引き続き良い晴れ間だったなと。
こうも予測できないと洗濯物など溜まる一方で困りますね。
関東の梅雨明けが8月を過ぎるかもという予報もあるため、季節がずれ込んできたのかなとも思えます。
さて、そんな不安定な天候の時は、家に籠もり読書が捗ります。
そして月曜恒例のタカラバコ蔵書紹介ということで、今回紹介するのは名著です。
『原因と結果の法則』ジェームズ・アレン著です。
聖書の次に多くの人に読まれていると言われている哲学系の書籍。人によっては自己啓発系ともいいますが、啓発というよりも、考えさせられる事が多いのが特徴。
「結果には原因がある」ということを、様々なエピソードから伝えてくれます。ただ、解釈が難しい点もあるため、真意を読み解くのは難しいと言われています。さらには、日本語訳の方は、翻訳者のフィルターも入るため、さらに難解になります。
写真には、緑色と黄色の2種類の本があります。緑色の方は、古くからシリーズとして出ています。続きの表紙は青(第2巻)やピンク(第3巻)もあります。それらは蔵書として有してないため、将来揃えると良さそうですね。
黄色の方は、「現代英語で読む」ことをテーマにしており、英語で書かれています。英語が読めない方は、翻訳も合わせて書いてあり、そちらを読むと良いでしょう。しかし、英語をそのまま読む方がおすすめです。原文に近い表現を読み取ることができるため、ジェームズ・アレン氏の思考が伝わるかもしれません。
また、緑色の本と被る部分もありますが、表現が異なるため、違いを見比べると楽しさもあります。
名著と呼ばれる本は、読者のステージによって読み取り方、受け取り方、解釈の仕方が異なるため、定期的に読み返すのもおすすめです。
読書は、自分の将来に繋がります。
たくさんの新しい本が出る中、あえて名著と呼ばれるものや自分にとってのベストな本に触れるのはいかがですか?