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除菌剤は自作でコスパ◎次亜塩素酸水を作ってみました!

  • 2020-04-10
  • 2020-04-11
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こんにちは。タカラバコ運営スタッフです。

タカラバコの除菌剤として、赤ちゃんのいる家庭が安心して使える優しい次亜塩素酸水「バイバイウイルス(ノルコーポレーション)」を採用したいました。しかし、新型コロナウイルス禍の影響で、メーカー欠品になっており新しいものを導入するのが難しくなってきました。別のメーカーも次亜塩素酸水を作り始めていますが、どうしても高価である(近所の業務用スーパーに売っていますが、100mlで1,200円と、バイバイウイルス100mlより500円くらい高いです)。

タカラバコで使っているバイバイウイルスは、300mlのものなので、単価的にはもう少し安く購入できます。購入できれば…という話なんですけれど。

色々と調べてみると、次亜塩素酸水を自作することができるとわかりましたので、今回チャレンジしてみることにしました。

家庭用の塩素系ハイターを希釈しても除菌剤が出来上がりますが、こちらは次亜塩素酸ナトリウム水溶液となるため、別物です。次亜塩素酸ナトリウム水溶液の場合、金属を腐食させる可能性があるなど、雑に使えないため、誰もが安心して使うとなると、やはり次亜塩素酸水の方が良さそうです。

ジクロロイソシアヌル酸Naを溶かした製作実験プランとコスパの概算

さて今回、次亜塩素酸水を作るために、使ったものはこちらです。

次亜塩素酸水を自作
長野県飯田市のメーカー:抗菌美装さんの ジクロロイソシアヌル酸Na。これを水道水に溶かして、低濃度の次亜塩素酸水を作ります。

ジクロロイソシアヌル酸Naを水道水に溶かして、次亜塩素酸水を作ります。ジクロロイソシアヌル酸Naは、Amazonでもお求めできますが、様々な業者が取り扱っており、問い合わせ先も不明瞭なため、今回のような時は、メーカー直販で買うのが良いと思う。色々と探し出して、たどり着いた抗菌美装さん。

120gのジクロロイソシアヌル酸Naで2,400円です。1日使い切りの個包装(30個入2,000円)のものも合わせて購入しましたが、思った以上に軽くびっくり。1つあたり、2~3gくらいでしょうか。個包装のバージョンは今回使用しないため、詳しく調べていません。

ちなみに、120gのジクロロイソシアヌル酸Naで、300mlボトル何本分かというと……なんと!1,500本分です!!

今、さっと計算しましたが驚愕のコスパですね。どういった計算をしたかというと、今回作成するプランでは、ジクロロイソシアヌル酸Na 0.5g(小さいスプーン1杯)に対して、300mlの水道水に溶かします。すると、1,000ppmの濃度の溶液ができます(濃度対照表はパッケージに記載)。さらに1,000ppm濃度の溶液50ml分を6倍に希釈する(250mlの水道水を足す)。そうすると、166.6ppmの次亜塩素酸水になるのです。

元々使っていた、バイバイウイルスの次亜塩素酸水濃度は、メーカーに問い合わせたところ、企業秘密なので正確な数値は教えてもらえませんでしたが、おおよそ100~200ppmと教えてもらったので、ちょうどいい濃度になるかなと思いました。

なお、一度作ったら3ヶ月くらいは持つそうなので、作った高濃度(1,000ppm)の液体は、遮光瓶に入れてスプレーボトルがなくなったら足すという形にしています。

次亜塩素酸水の作成風景

今回、制作に協力してくれたのは過去に化学系の会社で働いていたという管理栄養士さん。職場でも消毒のため、次亜塩素酸水を使っているため、手伝ってもらいました。

安全に作る上で、手袋をします。100均で手に入る塩化ビニールの手袋をします。

遮光瓶に水を入れる
遮光瓶に300mlの水を入れます!
遮光瓶
300mlのメモリよりちょっと多いかも?!

先に、遮光瓶に300mlの水道水を入れました。こちらは、池袋東口にある東急ハンズさんの科学コーナーで購入(約2,100円)。運良く1つだけ残ってたものです。次に、ジクロロイソシアヌル酸Naを0.5g入れていきます。

抗菌美装の太陽コロナの中身
ウイルス除菌剤の中身は60gのジクロロイソシアヌル酸Naと計量スプーン

封を開けてみたところ、60gの袋が2つと計量スプーン1つ。計量スプーンは、大と小がついており、今回は小を使います。小が0.5gで大が2gという計量です。

封を開けてみると、ちょっと塩素の香りが強いため、人によっては防護用のメガネを使ったほうが良いかもしれません。

ジクロロイソシアヌル酸Naを溶かしています
ちょっと見えにくいけれど、ジクロロイソシアヌル酸Naを中に入れた時の状況。

入れた瞬間から溶け始めますが、思った以上に溶けるまでに時間がかかるかもしれません。そのため、シェイクしてみました。

溶かすために強く振る
結構強く振ってみました。2~3分くらいで溶けたと思います。

溶けたら、1,000ppmの次亜塩素酸水が完成です。これを次に希釈して、普段遣い用のスプレーに仕上げていきます。

溶液を作る際は、慎重に。正確に測ります。次亜塩素酸水は、食品に使っても大丈夫なため、100均の計量カップで代用しました。本来なら、ガラスのビーカーなど使うとベストでしょう。

6倍希釈
水を足して6倍希釈し使い勝手のいい濃度へ。計算上は166.6ppmなので気持ち薄く作ってもいいかもしれません。

注ぎ口があるような計量カップだと、ボトルに移し替えるときにこぼれにくいのでおすすめです。希釈したら、軽く撹拌してもいいし、ボトルに移し替えてから、軽くシェイクしても混ざります。

今回は、撹拌せずに、ボトルに入れてから混ぜ合わせることにしました。これで、完成です。

ボトルに注ぎます。
ボトルに注ぎ入れて完成です。

あとは全体的な片付けと開封したジクロロイソシアヌル酸Naの保存です。次作る時は高濃度の次亜塩素酸水がなくなってからなので、密封できる袋に保存します。

開封したジクロロイソシアヌル酸Naの保存
開封したものは念の為ジップロックなどの保存袋に入れる。

最後にボトルリサイクルという形にして、バイバイウイルスのボトルを活用します。スプレー容器も100均のものより、専用の容器の方が、中身の保存に良いため、活用します。もちろん、しっかり中を洗って、自然乾燥させた後に入れるようにしました。

ボトルリサイクルという文言を書きました。

代用品や自作で節約にも

今回、次亜塩素酸水のスプレーがなくなるという危機感から自作することを考えました。色々と調べながらでの作成なので、どれまで一般流通している商品に近付けたかはわかりません。信頼あるメーカーは、作成したものに対して品質検査や除菌実験などを行うため、それらにかなりコストがかかると考えられます。

自作や代用品は、あくまで自己責任のものなので、安心を買いたい場合は、既製品を買う。もしくは専門家指導の元、作るがベターです。

たくさんできることがわかったので、タカラバコを利用する方で、次亜塩素酸スプレーが欲しい方はシェアできるので気軽におっしゃってください。