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【蔵書紹介】人に好かれてうまくいく「愛嬌力」……本間正人、祐川京子著

  • 2020-06-29
  • 2020-06-29
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愛嬌のある人は人生を得する。
そう思いませんか?

しかし、たくさんの人から好かれる、いわば魅力と言っても過言ではない愛嬌は、ちょっとした意識の差で出すことができます。

私にとって愛嬌は、天性の才能から来るものだと思っていました。しかし、この本『愛嬌力』を読むと生まれながらにして持ったものではなく、スキルとして身につけられる要素があると気づかされます。

例えば、笑顔。

相手に笑顔で接すれば、基本的には笑顔で返してくれます。
TPOに合わせたトーンで、元気な反応を見せれば、一目を置かれる存在になるでしょう。

たとえ大人し目で、寡黙な人だったとしても要所要所を抑えれば、愛嬌力は磨かれていくでしょう。

上司や人生の先輩に好かれる事ができれば、自分のために与えられることも増えるため、かなりお得なスキルだと思います。自分の力以上の仕事をするためには必要不可欠なアビリティです。

本に書かれていることは、冷静に見れば誰にでも身につけられる内容です。

しかし「自分のキャラじゃない」と弾いてしまっては、取得できるものもできなくなります。
確かに、一気に変化しては、今までの自分を知っている人からするとびっくりするかもしれません。そういった人たちには、徐々に変えていって、「明るくなったね」、「話しやすくなった」などと言われるようになったら、身についてきている証拠です。

心機一転、新しい組織、チーム、仕事をこれから始めるケースの場合、一気に変えても問題はありません。なぜなら、これまでの自分を知っている人は、そこにはいないのだから。

愛嬌がない人は、自分の殻を破り、突破する必要があるかもしれません。でも大丈夫。欲しいと心底思っているなら、きっとできます。

この『愛嬌力』に記されていることを実践すれば、新生活デビューも良い形に働くでしょう。

愛嬌力の帯

月曜日は、仕事始まりの日でもあり、定時後には憂鬱な気分になります。その時に、娯楽に走るのではなく、自分磨きをすることによって、未来永劫嫌な気持ちを続ける必要もなくなっていきます。

月曜日の読書習慣は、人生を大きく変えるための第一歩として、社会人の方々に根付いていったら良いなと思います。

タカラバコでは、「毎週月曜日は読書の日」ということで読書会を開催しています。もし、集中して本を読みたい、一緒になって刺激を与えあいたいとお考えの方は、ご連絡ください。

一緒に読書をして、いい人生にしていきましょう。