タカラバコには、数多くのゲームがあります。なぜ、事務所にゲームを置いているか。イベント活用していることはさることながら、社会人スキルをアップさせる要素を持っているのがボードゲームなのです。
もちろん、ゲームにもジャンルはあり、それぞれ違った学びが得られます。
ボードゲームの中でも、ある意味異色な、ウボンゴ3Dは、今でこそ日本でも数多く流通しています。カタンの販売元である株式会社GPが国内の販売を手掛けており、東急ハンズなどの量販店でも見かけます。ただ、タカラバコにあるのはKOSMOSから発売されたもの。説明書が英語ですが、ウボンゴ3Dのゲームルールはそれほど難しくなく、1分もあればルールは覚えられます。
しかし、難しさはゲームルールではなく、完成させるために必要な視点や思考です。
ウボンゴ3Dには砂時計が同梱されており、落ちるまでにクリアする。砂時計はおおよそ2分で落ちきるため、結構な時間があると思ってい。けれど、完成しない時は、本当にわかりません。
クリア条件は簡単、用意されているパネルの白いマスにぴったり合った、2段の組み方を見つけること。言い換えると、白い敷地に2階建ての建物を3~4つのブロックで作りましょうというものです。3つと4つにパートは分かれており、3つの方が簡単と言われています。
しかし、人によっては4つの方がすぐにできたという人もいるため、どっちがより難しいかは不明です。
完成したら「ウボンゴ!」って叫びます。叫んだら完成!!
得点計算は、完成した人からジェムがもらえます。1番目、2番目は固定ジェムとランダム。完成した人はランダムでジェムがもらえ、一番多く獲得した人が勝ち……なんですが、そのような遊び方はあまりやらず、時間内に完成するかしないかをひたすらやることが多いです。
なお、立体把握能力や空間能力が養われるため、もともと立体系の仕事をしている方は本当に得意です。普段仕事をしていると、空間のことなど意識しません。ゲームをやることで空間能力など磨かれます。
大人だけでなく、子どもと一緒にやることでコミュニケーションを取りながら遊べるウボンゴ3Dは、ボードゲームの中でもちょっと特異なゲームです。タカラバコに足を運んだ際に、遊びたくなったらスタッフへお声掛けください。4人までできますし、競争相手がいると楽しいので、人数が足りなければ声をかけてください。