こんにちは。衛生用品の欠品が徐々に解消されてきたように感じます。マスクは全然見ませんが、アルコール消毒剤などは、徐々に見るようになってきました。
しかし、今まで作っていたメーカーの商品は、価格もそれほど変わりませんが、聞いたことも無いようなメーカーが作るアイテムは、びっくりする値段で店頭に並んでいたりします。
近くの業務用スーパーで、アルコールジェル500mlが2,000円(税抜)で置かれるようになっていました。生活必需品はちょっと高くても売れるため、価格設定も強気なのかもしれません。マスクも通販で見ると、50枚入りセットが3,000円を超えていたりと一時期の価格より5~6倍しています。
そのため、自分たちで作るような人たちが出てきていますね。「タカラバコ│みんなの大切が集う場所」でも、先日、次亜塩素酸水のスプレーを作りました。その経験からアルコールジェルも実は作れるんじゃないかと思って調べてみました。
生活の木で見つけたアルコールジェル自作キット
制作の方法はいくつかありますが、製作キットとなって販売されているものもありましたので、今回はそれを参考にしてみます。
生活の木でアルコールジェルのハンドメイドセットを発見しました。製作キットだけでなく、作り方も書いてあるため、材料を揃えて作れそうです。
ちなみに生活の木のアルコールジェル手作りキットのページによると、用意するものは、消毒用エタノール、グリセリン、精製水のドラッグストアで購入できるアイテムとエッセンシャルオイル、キサンタンガム。そして、ビーカーや攪拌棒など、混ぜ合わせる道具です。
必要な材料のほとんどが、タカラバコにあることがわかりました。ないのは、エッセンシャルオイルとキサンタンガムですが、エッセンシャルオイルは家にあったはずなので、あとはキサンタンガムを用意すれば作れるみたいです。
ほかにも作り方があります。キサンタンガムの代用品として、クリスタルジェルがあります。クリスタルジェルの方が、キサンタンガムと比べて腐りにくく高分子合成ポリマーなので肌に浸透しないことがあげられます。
調べてみると色々な素材をベースに作ることができそうです。
果たしてアルコールジェルは自作するのがいいのか?
さて、色々と調べていくうちに問題も出てきます。果たしてできあがったものが、しっかりと除菌・殺菌するかどうかです。
消毒用エタノールに混ぜものをするため、アルコール度数はどうしても下がります。アロマオイル(エッセンシャルオイル)も香りづけかと思ったら、ティーツリーなどを混ぜる事によって、抗菌作用が増します。アルコール度数が落ちることの対処法のように感じました。自分の好きな香りをつける…となると、目的が外れてしまいそうです。
またどれくらいの期間、使用できるか(効果が持続するか)がわからないのも問題です。すぐ使うものであればよいものの、ハンドサニタイザー用品は、どうしても手を洗えないときに使うためのもので、鞄のなかにひとつあると便利なアイテムです。つまり、奥底に埋もれてしまい、持っていたのを忘れてしまった…ということも起こるかもしれません。
普段から手洗いできる環境に身を置いておけば、アルコールジェルは不要です。イベントとしてアルコールジェルを作ってみようというのは面白いかもしれませんが、来訪者が使うようのアルコールジェルには向かなさそうです。
「タカラバコ│みんなの大切が集う場所」では、消毒用エタノールや次亜塩素酸水、ハンドソープ等色々と置いているため、それを活用することをおすすめしています。そして、換気などもより一層行うようになりました(4月に入り肌寒い日が続いているのはなんとかなってほしいですけれど)。
一人ひとりが衛生環境に対して、意識を高め予防していく事があらためて大事なことだと思います。そのためのきっかけとしては良いかもしれませんね。ウイルスとの戦いに一人ひとりができる限りのことをやっていきましょう。